にょ!

大相撲、カメラ、音楽、旅、暮らしなど。奇数月は 相撲ネタ多め。

    小さな朝採れたまごは新鮮なうちに・・・

    我が家のメダカちゃんたちは、今日も元気に卵を産んでいます。

    上の画像は第一世代のメダカ。一番新しい子たちから見たら、祖父母にあたります。昨年の秋にもらってきたときはまだまだ小さかったメダカたち。第一世代は いまでは丸々としていて、貫禄があります。第一世代から生まれた第二世代もすっかり大人になって、たくさん卵を産みます。

    朝起きて水槽を覗くと、母メダカがいくつも卵をお腹にくっつけて泳いでいます。

    「また産んでるー!」

    水槽内に産み付けられた小さな卵は、無色透明で直径2mm程度。

    見えますか?

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    この小粒感。カーテンの光にかざします。

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    指で触ると硬く、プラスチックみたいです。

    指で触ってブヨブヨと柔らかいものは孵化しません。白く白濁したものもだめです。これらは 生まれつきだめか、無精卵などです。この硬い無色透明のものだけを、孵化用水槽に移します。

    日にちが進むと、この卵の中に小さな目がうっすら二つ浮かび上がり、次第にメダカの稚魚が見え始めます。孵化すると、ピョ~ンと針の先のような稚魚が卵を割って飛び出します。卵にはまだ栄養が残っていて、孵化してしばらくは卵の殻をお腹につけたまま泳ぎ、そこから栄養を取ります。

    2~3日すればその卵も見えなくなり、人工の餌も指ですりつぶしたものを与えると、食べ始めます。稚魚の水槽で泳がせていると、数日もすれば太り始め、メダカの形になっていきます。第一世代・第二世代とは別の水槽に入れています。動くものを口に入れる習性がメダカにあるので、あまりに小さな稚魚は、彼らに食べられてしまうからです。

     

    一般的に(熱帯魚などと比べて)簡単と言われているメダカの飼育ですが、手間もそれなりにかかります。奥が深いですね。