にょ!

大相撲、カメラ、音楽、旅、暮らしなど。奇数月は 相撲ネタ多め。

    古川聡宇宙飛行士の講演

    こんにちは、ともにょです。

    先日、古川聡宇宙飛行士の講演を聞きに行きました。内容は主に宇宙での活動の話や、国際宇宙ステーションと宇宙医学について、宇宙旅行の話などなど。

    登場したとき、本物の船内服だった。もち時間の関係で駆け足な感じだったけど、リアルな話が生で聞けて光栄でした。

    なかなか博多で宇宙飛行士の話を直接聴ける機会はない。今回たまたま直前に駅のポスターで知った。エッ、古川さんがくる!?そりゃ胸が高鳴るよね!

    会場はJR博多シティホール、主催の日本交通医学会の会員の方が多く、一応形としてはいわゆる「学会」という形でしたが(学会に行くなんて人生初、皆様スーツでお堅いイメージ)、今回日本交通医学会が100周年記念ということで記念講演が一般市民にも公開されていて、宇宙や医学に興味のある市民が自由に参加できるようになっていた。だから私服の人や学生もいました。古川さんは宇宙飛行士なるまえにお医者さんだったということでそのゆかりで呼ばれたようです。

    さすが古川さん、すっごく分かりやすい話し方をされる。最後の質疑応答では壇上から降りて、質問したい若者やおばちゃん、医療従事者のお姉さんの前まで来てくれ、骨密度の話、船外服で顔が痒くなったらどうするの?という質問や、地球に帰ったら1番に食べたかったものは?とか、素朴な疑問に丁寧にわかりやすく答えてくれた。笑いも交えてくれて楽しかった。

    印象的だったのは、よその国の宇宙飛行士はもちろん、地上管制室のスタッフや、リハビリスタッフ、研究員、自分に関わるみんなのことを「仲間」と表現していたこと。目線が地球からではなく宇宙(厳密には国際宇宙ステーション)目線だったこと。宇宙ステーションを中心にして、「地球から仲間がやってくる、地球に仲間を見送る」という言い方をしてたこと。まるで自分も宇宙ステーションにいるような気分になった。こういう機会あったら、また是非とも行きたいです!