にょ!

大相撲、カメラ、音楽、旅、暮らしなど。奇数月は 相撲ネタ多め。

    地震で警戒が続く日々。「つげ義春の温泉」を読む

    雨風が酷くなってきました。皆さん、土曜日だったですが 熊本の地震が心配で一日中テレビにかじりついてませんでしたか?もしくはネットでツイッターフェイスブックで情報を追っていませんでしたか?

    私は 意識していつもどおりの土曜を過ごしました。共感性が高めなので(そうでなくても)、ずっと情報を追っていると自分まで参ってしまうのです。もうそうなっている人がいると思います。家の中で じっとしていると かすかな揺れにも敏感になり、揺れてなくても揺れているような錯覚になったりします。

    でも 外に出たら、普段どおりの風景でした。公園で子ども達が遊んでいました。スーパーマーケットもおばあちゃんたちで賑わってました。いつも通りでした。予約していた整骨院に行き、骨盤矯正を施術してもらっているあいだ、スタッフさんのスマホ緊急地震速報が来ました。落ち着かせようと、先生も大丈夫 大丈夫と言ってました。

    それで、整骨院を出たあと自転車でウロウロして、少し気が紛れました。

    天気もよく、家事も済ませて昼食を取り、スーパーで買い物をし、先日出していたクリーニングを受け取ってきました。近所の人に会ったので「揺れますねぇー!」と声をかけました。私の階よりも高い階に住んでらっしゃるので、揺れると思います。「夜中何度も(地震速報が鳴って)起きて、ぜんぜん眠れない」とおっしゃってました。

    やっぱり夜中に揺れるし、いつも以上に神経を使ってます。いつもと違う週末なので、皆それぞれ気づかないところでエネルギーを使ってます。睡眠の質も良くないですよね。

    熊本の現地の方のことを考えたら、その大変さや苦しさははかり知れないし 私たちなんて全然 困ってないんですが、それでもできる限り神経を使わないように工夫しないと、自分が精神的に参ったら元も子もないです。心配も支援もできなくなります。

    テレビは各局 特番になってしまっているので、たとえば朝昼晩各1時間程度と見る時間を決めて、ネットは今だけはなるべく意識して閉じ、気晴らしにできるだけいつも聴いている好きな音楽を聴き、本を読み、仮眠できるなら日中にも少しだけでも眠るなどをしましょうね。私はさっきまで大好きな つげ義春の「つげ義春の温泉」を読んでいました。

    つげ義春の温泉 (ちくま文庫)

     

    なぜ つげさん?というのは置いといて・・・(好きなので読むのに没頭できます) つげさんの惹かれるものに私も惹かれるので、自然と好きになってしまうのかもしれないです。つげさんが撮影した温泉地の写真(湯治場や寂れた宿屋など)も掲載されています。良いなー、大分や熊本にも良い温泉がたくさんありますよね。大分で言うと、湯布院が有名ですが、日田や天ヶ瀬も最高です。熊本は親戚が住む人吉がこじんまりとした城下町で凄く良いですよ。

    普段どおり過ごして 平常心に戻しておくことで、いざというとき冷静に対処できるようにしたいものです。

     

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