旧友 LOMOと再会。そしてまた一緒に過ごしていく。
LOMOとまた再会
昨年の 引っ越しで実家からまだ移していないもののなかに、LOMO LC-Aがありました。
画像を探してみましたところ、たしか、この辺りがLOMOで撮影したものです。
使用感が満載
改めて手に取ると、過去に本体を容赦なく落としたりぶつけたりしていたので、ボロボロです。ひどいです。ガムテで留めてガムテを油性マジックで塗ってボディのブラックに合わせてみたり、ボンドで固定してみたり・・・
でも頑丈なのでちょっとやそっとじゃ壊れません。さすが旧ソ連で軍用として使われていたと言われてるカメラですね。だからってガンガン落としていいよって話ではありませんけど。私はタイでTUKTUKの乗り降りの際に思いっきり落としました。
フィルムを使用
いまどきではありませんけどフィルムを使用します。いま、私のLOMOにはいつ入れたのか怪しいフィルムが入っていますが、メモ紙を貼っていたので何が入っているかが分かりました。コダックの24枚撮りISO100でした。100かあ・・・晴れた屋外じゃないと厳しいですね。
マニュアル操作で楽しむ
ピント合わせは目測でレバーを切り替えて計ります。昨今はスマホ撮影がメジャーだと思いますが、このカメラはスマホやデジカメの得意な接写(マクロ)撮影はできません。ボケます。お料理の乗ったお皿とか、無理です。逆に撮影に強いなあと感じるのは、風景とポートレートです。そして屋外。画角はだいたい写ルンですと同じくらいか少し広い位です。けして広角ではありません。
ちなみにフィルム巻上げも手動です。うっかり巻き上げレバーを上に引っ張って上げてしまったら、背面のフィルムカバーがパカッと外れて、撮影したフィルムがパーになります。すべて感光してボツです!最悪です。背面を抑えてレバーをくるくる。しっかり巻き上げます。
写りもLOMOならでは
同じメーカーで同じ条件のフィルムを入れていても、私が持っている別のカメラとは違った風合いになります。スマホにはトイカメラ風とかいうモードがあるようですが、LOMOはそのトイカメラに分類されてしまうようですね。でもしっかりピンさえ合えば細かく描写してくれますし、全部が全部トンネル効果が出たり褪せたりしませんので、一眼の知識やスキルがある方にこそ、この面白さを味わってほしいです。スマホで撮って加工するのと、実際にこのカメラで撮るのとはぜんぜん違いますからね。(便利なのは、もちろん前者と思います。失敗も少ないですし)
今後も使用していく
ブログに載せている記事は、デジカメの画像が多いんですけど、実際パソコンに保存しているのはフィルムのデータだったりします。ただ、最近はあまりカメラを持ち歩いていなかったのも感じています。特にオリンパスのミュー1020が優秀なので、データも扱いやすくて使ってしまいます。フィルムは現像に加え、バックアップサービスが必要なんですよね。デジタルとして扱うなら。それでも、フィルムなら1枚1枚減っていくので、構図なり露出なりしっかり定めてシャッターを押すでしょう。気軽ではないぶん、1本が濃密な記録になるのではないかと思います。なので私はコスパ悪いですが、ボロボロのLOMOも今後も使用したいと思います。
最後に
アナログレコードもまたユーザーが増えて復活の兆しを見せているとか。レコードもビデオテープもMDも、実は好きで手放せてないです。ハードが生産完了を続けると使うに使えないんですけど、でもやっぱり「良いもの」って残ると思うので、アナログに固執しない程度に残していきたいです。