スーパーの駐輪場で二人三脚「せーの!」
ある日の平日、仕事帰りに寄ったスーパーの駐輪場。
買い物を終えて駐輪場に目をやると、知らないおばさんが1人で倒れた自転車を起こそうとしていました。彼女が起こそうとしている赤い自転車の右側のハンドルが、隣の古い自転車の前輪のスポークの間に うまいこと入り込んでなかなか抜けず、起こせません。
1人で起こすのは無理だと思ったので、一緒に自転車を起こそうと駆け寄って、スポークからハンドルを抜くのを手伝いました。2人がかりでやってもなかなか抜けません。「せーの!」でタイヤを浮かせて、斜めにハンドルを動かし、なにかの拍子に抜けました。ふーー!
するとおばさんが「この赤い自転車、おたくの?」と言いました。「いや、私のはあっちの、、」と離れた場所にある白い自転車を指差すと、おばさんが「あらら、私も違うのよ」と笑って言って、ヘルメットをかぶり、スクーターに乗って去って行きました。えーーー、私はてっきりおばさんの自転車だと思ってました。私たちは知らない者同士、知らない人の自転車2台を起こして立てていたのですね。
なんだか不思議なような、おかしな出来事でした。
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