【竣工写真】撮影機材を追加・SIGMAの広角レンズとマンフロット三脚
このところ、我が家に竣工写真の依頼がちょこちょこ入ってきておりまして、今もっているレンズでは まかないきれない画角が出てきてしまったので、このたび 新しいレンズを購入することにしました。本来であれば、ティルトシフトレンズを用意するのがベストなのでしょうけれども、今回はシグマの広角レンズを入手することにしました。
竣工写真
竣工写真とは、読んで字の如く、建物の工事が完了した段階で撮影する写真のことです。建物が建って、まだ人が入る前(業務が始まる前)に、新品の状態で撮影して記録として残しておきます。それ以外にも 色んな用途があって、今回 依頼されている案件は、車両整備工場などです。撮影後、ソフトウェアで補正などの加工を行い、冊子にして施工主などのクライアントにお渡しします。場合によっては、一枚を大きく引き伸ばして額に入れて飾ったりするところもありますね。
参考サイト:
こういったものですね。
撮影時のテクニックや、気をつけなければならないことなどは、ポートレート写真などとはまた違って色々と慣例などもあり様々です。
ティルトシフトレンズ
TS-Eレンズとは、遠近感とピントの合う範囲をコントロールできる、
アオリ機構を搭載したマニュアルフォーカスレンズ。目的に合わせて
ティルト(レンズを斜めに傾けピントの合う範囲を調整)と
シフト(レンズを水平・垂直方向にずらして歪みを矯正)を使い分けることができます。
Lレンズならではの高画質と優れた操作性が特長です。(キヤノン公式サイトより)
このレンズ、私がカメラの販売員だったころは実際にお客様に売っていましたが、自分で個人的に持っていたことはないですね。建物写真をメインで撮ることはありませんでしたし、なにしろ高価なものです。このレンズを購入するお客様は、いわば建築写真に特化した業者さんといったところでした。
今回我々が購入したのは
特長 | SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM | OTHERS | プロダクト | レンズ | SIGMA GLOBAL VISION
今後、竣工写真以外のシチュエーションでも使えるということと、値段も手の届かない価格ではないことからSIGMAのこのレンズに決めました。カメラのボディがAPS-Cサイズのセンサーの場合はさらにこれよりも広角が必要になるでしょうね。
現場で、敷地いっぱいに建築物が建っているケースが多く、後ろに下がれないことがあるからです。
そういえば以前、SIGMAのザインについても書きましたね。
1年後、広角レンズを買うことになるとは思いませんでした。
三脚
それと、今回は室内撮影ということでブレ防止のためにマンフロットの三脚を注文しました。290シリーズの中の290 DUALというものです。
SLIKの三脚は我が家にありますが、かなり昔に購入した簡易型のものでしたので、新調しました。
三脚 購入前には ツイッターのフォロワーさんから 色々とアドバイスいただきました。
(結果的に、提案いただいたメーカーとは異なってしまいましたが・・)
青木さん、ありがとうございました。
サマリョート & JP Spotters Forum by Toshi Aoki - JP Spotters
まだレンズも三脚も届いていないので、レビューをかけないのですけど、到着して使用してみて、使用感などを聞いてみます。
・・・と書いている途中で、レンズが届きました!
自宅の部屋の中を撮影すると、ものすごく広く撮れます。描写もカッチリ来てます。AFもスムーズ。これで、今度の建物外観も収まることでしょう。良かった良かった。
夫は今年からNikonのD750を使っているので、それまで活躍していたD90は私がおさがりで使うことにしました。ヤッター。(緊急時は サブ機として現場で使用予定)
(これは春にカメラを新調したときの画像)
また改めて、撮影後の写真も載せますね!
bqdyne.comでは、竣工写真も承っております。注文住宅やリフォームなど、記念として撮影される方も多いですよ~。福岡県内であれば 承れますので、お気軽にどうぞ。