博多祇園山笠のフィナーレ「追い山」が終わると、梅雨が明けて夏が来る。
こんにちは、ともにょです。ともにょは山笠が好きで、よく見に行きます。例外の年もありますが、北部九州は毎年だいたい6月上旬に入梅して、翌月7月に行われる博多祇園山笠のフィナーレ「追い山」が終わると梅雨明けします。
↑これは2008年の追い山で撮りました。迫力はすさまじく、舁き手(かきて)と呼ばれる男性の鬼気迫る様子が、ものすごく格好良いです!
今日は山笠について書きますけれど、山笠の説明は色んなところでされていますよね。
山笠は1年通して準備され、水法被姿の男性を博多で見始めるのは入梅する前頃です。実は山笠は追い山だけではなく、その前から行事があっています。福岡市東区箱崎の箱崎浜ではお汐井とりというものがあって、それも行ける年には行って見ています。
↑筥崎宮
こんな感じで、追い山より前から日々 行事は行われています。
追い山は 相撲で言うところの千秋楽のような感じでしょうか?奉納神事の最終日で一番大事な盛大な奉納、というイメージです。なのでローカルのテレビ局も各局生中継し、特番を組みます。番宣等も兼ねて有名人も浴衣を着てゲストにいらっしゃいます。2014年はKBC(九州朝日放送)では高橋克典さんがゲストで、浴衣が似合ってました。「克典も参加すればいいのに!」と思いました。この年、NHKは大好きな上野速人アナウンサーでした。軍師官兵衛が放送されていた年で、片岡鶴太郎さんがゲストでした。この中継を見るのも楽しいと思います。朝早いですし人も多いですしね・・・
でも私は是非、博多の町に見物に行っていただきたいです。
追い山の当日はJRや福岡市営地下鉄、西鉄バスなどが「博多山笠号」「走れ!山笠号」など臨時便を運行して、追い山が始まる早朝に間に合うように発車します。地下鉄はこんな感じです。↓
おすすめの場所は、個人的には承天寺の清道を回ったあと~東長寺の裏くらいでしょうか。年によって いろいろと場所を変えて見るのも楽しいです。
昨年は旧西町筋の出口(綱場町)で見物しました。前日から綱場町にある親戚の家に呼ばれ、泊まらせてもらいました。そして24時~26時に仮眠を取り、 夜中にオイサの掛け声で起きて 冷泉公園を散策。お櫛田さん(櫛田神社)でお参りしてもう一回朝まで仮眠しました。
明け方 TV中継で若松さまの歌を確認して外へ出ました。静かだった道路がだんだんザワザワし始めます。遠くから「おいさ!おいさ!」の掛け声が聞こえてきます。
迫力が凄いです。あっという間に駆け抜けていきます!
何度見ても、圧巻です!
どこが早いとか、追いついたとか言いながらみんな見ます。櫛田入りや廻り止めでタイムが出るからです。ただ、流れの中にはファミリーが多い流れがあったり、舁き手が少ない流れがあったりするので、早い遅いはそこまで重要ではない気がします。スポーツではなく神事なので、怪我人なく無事奉納することが一番。その上で タイムをもとに去年より早いとか、スムーズ櫛田入りした、とか そういう感じで見ます。
追い山が終わったら、すぐに山を解体し、直会となります。また次の1年、新しい山笠の始まりです。
公式ページはこちら↓
山笠見物のためのポータルサイトはこちら↓
後継者不足が問題となっている流れもあります。みんなで盛り上げて応援しましょう!
↓追記:2016年の追い山のようすをアップしました。
↓他にこんな記事を書いています。
↓ランキングも参加しています。いいね!と思ったらクリックをお願いします^^