昭和の映画スパイラルにハマってます。暑い夏の夜のお供に是非。
こんばんは、ともにょです。
暑い夜に飲む大吟醸は効きますね・・・。
これは「万齢」というお酒だそうです。佐賀県唐津市相知(おうち)町にある小松酒造さんというところのお酒です。妹が唐津に住んでいますが、知らなかったです。
こちらは五島料理を出すお店「マコイチ」さん(福岡市中央区清川)で頂いた、キビナゴのしそ巻き揚げとクラゲの酢サラダです。キビナゴのおなかに小さな卵がたくさん詰まっていました。ものすごく柔らかくて、ほくほくしていました~。
さて。
先日、夜更かしして観た、映画「八つ墓村」と「犬神家の一族」。
「八つ墓村」は おなじタイトルで 色々な作品が作られていて、今回 私が観たのは、萩原健一と渥美清が出る作品です。どきどきしながら観ました。面白かった。昭和の作品でまだまだCGなど発達していませんから、画面の美しさや精巧さは平成の作品よりも欠けますが、役者さんの演技、迫力、気迫、ストーリー、風景、あらゆる面に魅了されて引き込まれます。実際にモデルになったおそろしい事件が昭和13年にあったのだけど、映画になってなかったら、きっといつか事件のことも忘れられていくのだろう。村の人にとっては、忘れたくても忘れられない過去なんだろうけども。
八つ墓村についての 内容はこれ以上 触れませんが、音楽がすばらしいですね。
ただこれはちょっと子供とか怖くて観れないんじゃないかと思います。一人でひっそり見るには結構ヘビーです。私は一人で観ました。
「犬神家の一族」は、石坂浩二、島田陽子、あおい輝彦、高峰三枝子、三國連太郎が出てきます。うーん、これも 心理的な怖さというか、、、はい、お金の話や嫉妬、思い込み、噂、、、怖かったです。ただ私的に残念な部分を挙げますと、 被害者(兄弟)の名前が似ていて、こんがらがりました(爆)(それは作品のせいではなくておぼえられない私が原因)
そして先日は 映画「海峡」を観ました。高倉健、吉永小百合、三浦友和、森繁久彌、、、
『日本沈没』、『八甲田山』、『動乱』の森谷司郎監督が、青函連絡船洞爺丸事故から約30年にわたり青函トンネルの工事に執念を燃やす国鉄技師らの物語を描いた映画である。-Wikipedia
これだけの偉業を成し遂げている主人公ではありますが、後半は 家庭を顧みない昭和の男という感じで描かれており、奥さんと子供の気持ちがどんどん離れていきます。人生の大事な節目に放っておかれている奥さんと子供もそれはつらかっただろうけども、主人公から 気持ちが離れすぎていて、なんだか悲しいな、これが当時の社会背景なんだな、と思いました。
森繁久彌が良い。印象に残る、とても良い役でした。三浦友和はまだまだ若くて初々しい。
吉永小百合は品があって素敵ですね。最後にお店のカウンターで高倉健と吉永小百合の二人が酒を酌み交わすシーンは、それはそれは長い長~いカットで、じっくりと見せてくれています。そんなにじっくり見せなくても!ってくらいです。哀愁を感じさせます。
こんな感じで、昭和の映画スパイラルにハマってます。
予告編で、結末までネタバレしちゃうあたりが昭和っぽいですよね~。予告じゃなくてダイジェストになっとるやん!みたいな 笑
八つ墓村は予告の動画がありませんでしたので、海峡をご覧下さい。
またしばらく 濃密な昭和映画作品に魅了される日々になるでしょう。
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