にょ!

大相撲、カメラ、音楽、旅、暮らしなど。奇数月は 相撲ネタ多め。

    スペイン アンダルシアの白い村カサレス。パズルの達人1500ピース越冬の話。

    こんにちは、ともにょです。

    去年の初夏、引っ越してきてから 母の法事や引越し後の片付けや各種手続き、さらに叔父の法事や業務内容の変更で頭がパンクしそうになっていた時期がありました。忙しいのに頭にかすみがかかっているようで晴れず、なんかモヤモヤモヤモヤして「心ここにあらず」みたいになっていました。そんなとき、頭をスッキリさせるため、紙にペンで日記をつけるようにして頭を整理し パズルにも挑戦したのです。

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    初心者なのに上級者向け「パズルの達人」に挑戦してしまった

    このパズルの達人1500ピース、もともとは、うちにあったもので、引っ越して広い場所ができたらパズルを完成させて飾ろっとみたいな軽い感じで持っていました。この風景を選んだ理由は、我が家のデザイナーが過去に放浪旅をしたときに訪れ印象に残っている場所ということで話に聞いており、すごくきれいな景色だなぁと私も思っていたので、お店で見つけたときに買いました。

    エポックさんのサイトを見たらもう載ってないですね。Amazon楽天などのショッピングサイトにはまだあるようでしたが廃盤の可能性が高いです。購入したのは、もう随分前ですからねぇ。

    引っ越しが終わって、IKEAのテーブルを組み立てたあと、梱包のダンボールを広げてそこにパズルを出して始めました。まずは枠になりそうな四方を繋げました。1片が小さくて枠をつなげるのも一苦労でした。これが去年2015年の梅雨頃のことですね。

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    やる気まんまんで 色ごとに仕分け

    本格的にはじめる前にピース全体を4つの袋に分けました。「建物だけのピースか、建物が含まれているピース」「黄色い花だけのピースか、花がほとんどのピース」「緑色だけのピースか、緑がほとんどのピース」「空のピース」の4種類です。この仕分けだけでかなり時間がかかりました。1ピース片が大体 おとなの親指くらいのサイズです。パズル全体を大きさでいうと新聞紙を広げたぐらいの大きさでしょうか。

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    建物は分かりやすいかと思いきや、この風景、見ても分かりますようにほとんど同じような建物(笑)!屋根も同じような色!あっちの屋根とこっちの屋根とで微妙な色の違いを確認しながら、埋めていきます。壁なんて、もう白ばっかり!グレーっぽい白か、ハッキリとした白か、なにかが含まれた白かなどを確認しながら進めました。頭がスッキリするどころか、お先が真っ暗です。

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    進捗は無理せず少しずつ

    建物だけが頼りです。箱にある風景を見ながら少しずつ完成しました。パズルは日課とし、だいたい1~2時間くらいやっては手を止め、続きは翌日にやるようにしました。煮詰まったらそれ以上無理に進まずに、とめてベッドの下にしまい込んで家事に戻りました。

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    達人の領域?

    いちばん難しかったのは、空と花と緑です。空は雲があるところは少しは進むけど、何もない真っ青のところはパーツの凹凸の形だけでアタリをつけて はめこむようになりました。そうすると、こんどは風景ではなく、形だけが目に入ってくるようになりました。1片持って輪郭をしっかり眺めていると、受け側のパズルが「ここだよ」呼んでいるような感覚になりました。パズルハイみたいなものでしょうか。大げさですけど(笑)これが達人の領域というものなんでしょうか・・・!達人の皆様、たかが1500ピースごときでと怒らないで下さいね^^;

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    長期間のスランプ

    空はなんとかできても、なかなか緑の部分と黄色い部分が難しくて・・・。達人シリーズを選んだことを悔やみました。でもこの風景が良いし、どうしても完成させたい。しかし9月に体調を崩したことをキッカケにそれ以降ベッドの下に放置してしまいました。掃除のたびに引き出しては「続きをやらないとなぁ・・・・」と思うんですが、さあやろう!という気分になりませんでした。正直「はーーパズルどうしょっかね」と うんざりもしてました。そしてパズルは手つかずのまま 越冬してしまいました。←本当です

    そのまま越冬して春に

    その年の夏・秋・冬は もう頭がぼんやりすることはなくなりましたが、逆に忙しさに追われて、余裕のない日々でした。春になり、自分に時間ができて再び腰を据えてパズルに向かい合うことにします。ここまできたら自分との戦いなんですね。よしやるぞ!

    すると、おかしなことに黄色の花の難しい部分があっという間に仕上がりました。

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    その後、緑の部分も予想以上に手が進み、あっという間に完成しました。

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    あらーーー。できちゃった・・・・できちゃったよ!

    着手→加速→スランプ→越冬→再開→完成。(自分を顧みて反省)

    パズルをスタートして約1年です。言い訳になりますが、パズルが進まなくなったモチベーションが下がった時期と、体調や気力が芳しくないときが一緒でした。ズルズルズル、どんだけ時間がかかるんだと自分でも呆れますね。でもできたときの達成感は、時間がかかっても嬉しいものです。この達成感がパズルのいいところであり、こういうことってパズルに限った話ではないよなぁって思いました。うん、ちょっと大げさですけどね。

    ↑ 今はこのIKEAのSTRÖMBYというフレームの50×70cmに入れて、玄関入った真正面に飾ってます!

     

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